私は中学2年生のときに側弯症と診断されました。診断されてから
手術をしている人は意外と多く、私たちのために研究している人、
先生方や看護師さんにしてもらったこと、かけてもらった言葉は忘
15歳の時、ふと鏡を見て左右のウエストのくびれに大きな差があ
大したことはないだろうと思いながらも
聞きなれない病名に加えて初めての大きな手術、大きな不安と術後
数年経った今でも年に一度のペースで先生に診てもらっていて、毎
あの時、自分の身体の異変を放置することなく、きちんと病院で診
私は子供のころから母に「姿勢が悪いから直しなさい」と言われ続けてきました。自分では正しい姿勢をとっているはずなのに、それができず、そんな自分がとても嫌でした。21歳の時、肋骨や腰の痛みが続き、病院を受診をした際に自分が側弯症だと知りました。それまで生活に支障はなかったので、自分の背骨がS字状に曲がっている写真を見たときは衝撃を受けました。しかし、手術で背骨を矯正できると知り、自分を変えるチャンスだと前向きに捉えて、手術を受けました。術後1年ぐらいは不安を伴う生活でしたが、順調に回復し、今では手術前よりも元気です!激しい運動もヘッチャラで、現在はヨガに週4回のペースで通っています。手術を受けたおかげで、美しい姿勢でいられるようになり、自分に自信が持てるようになりました。毎日がとても楽しいです。私の経験が、同じ側弯症の患者さんのお役に立てると嬉しいです。
私は高校1年生の夏に手術を受けました。ハンドボール初めて間もなく、みんなに置いて行かれる焦りと我慢の葛藤の日々でした。しかしその後は手術による不便を大して感じることはありませんでした。大学時代は、無理をすると肩こりや腰痛、全身の疲労を感じることがありました。しかし、ストレッチを欠かさず行い、目標であるリーグの得点ランキングにランクインできました。私の経験から言えることは、手術によって何事も諦めることはないということです。
手術後の自分の体と向き合えば、周囲とほとんど変わらない生活ができると考えます。これから手術を迎える、手術をし たという方は、様々な思いから不安を抱えることもあるかと思います。そのような不安に対して、少しでも「楽に考えていいんだよ!」とお伝えできるとうれしいです。
私が脊椎側湾症だと診断されたのは中学の頃でした。当時はまだ角度が浅く、コルセットを装着して眠るという対策は講じていたものの、歳を重ねるにつれ症状は悪化し、角度は40度まで大きくなりました。この頃は腰の痛みのせいで10分も立っていられなかった気がします。お医者さまとの相談を何度も重ねた結果、手術するという選択をとりました。骨が完全に成長しきる前、つまり10代のうちに手術した方が矯正がより効果的であり、且つ術後の復帰もより早くなるという点を魅力的に感じたためです。もちろん手術に対する恐怖心も持っていましたが、これを乗り越えればきっと負担が軽減し今後の人生もより豊かなものとなるはずだと信じて臨みました。
お医者さまが仰っていた通り、術後3日間は痛みに苦しみました。しかしそこを耐え凌げば回復までそう遠くはありません。
私は現在術後2周年を迎えようとしています。お陰様で痛みに悩まされる事なく普通の生活することができています。スカートを履いた際に左右の高さのズレに悩まされる事も無くなりました。私は幼い頃から水泳を続けてきた身ですが、術後わずか1カ月ほどで泳ぐこともできましたし、現在も趣味として泳ぎ続けています。術後も変わりなく過ごせていることに感謝の気持ちで一杯です。
私は中学生の時に側弯症と言われましたが、それほどひどくなく、コルセットはしていませんでした。その後はいろいろ日常生活を日々忙しく送りながら過ごしていましたが、30歳ごろに背中のでっぱりが気になり始めその後はどんどん悪くなるばかりでした。
腰の痛みや特に疲れがひどくなるようになり40歳になったときに手術を考えました。富山大学の関先生を紹介していただき、手術することを決めました。コルセットなどを外しても痛みはなく、まっすぐになった自分の体を見て満足しています。お世話になった先生方や看護師の皆様に感謝申し上げます。
私は小学校高学年になって側弯が進行し、小学校5年生の時に手術を受けました。手術を受ける前までは、毎日コルセットをつけて生活していました。病院に行く日は、気分が憂鬱でした。また進行しているんだろうなと思い、自分のレントゲン写真を見るのが嫌だったからです。手術は長時間に及び、約2週間入院しました。
手術後は痛みがありましたが、8年経った今、痛みは全くなく日常生活を送っています。手術を受けて私は夢を見つけることが出来ました。それは看護師になることです。私と同じ病気で悩んでいる人を少しでも助けられるような看護師になりたいです。
私は、中学2年の3月、春休み中に側弯症の手術を受けました。私の背骨はS字型に曲がっており、ぱっと外から見ただけでは、肩の高さもそんなに違いはなく、自分で気づくことはできませんでした。私が側弯症だと気づいたのは、中学の時の部活中に友達から背中の肉付きすごい違うねと友達から指摘された時でした。その時はまだ自分は少し姿勢が悪いだけだとしか思っていなくて、親と話して病院に行ってみようとそんなに重くは捉えていませんでした。手術が決まって、入院するまで大学病院に学校の帰りに通っていたときは、毎回憂鬱で、病院に行かなければいけない日は、いつもは思わないけど、ずっと学校にいたいと思っていました。
入院してから手術までの1週間はあっという間でした。全身麻酔で手術を受けて、手術後は1時間に1回の痛み止めも、20分もたたないうちに切れてしまって、痛みに耐えられず、ずっと泣いていたのを今でも覚えています。手術の後は2週間くらいで退院して、学校にも通えるようになりました。5月にあった修学旅行も手術前は諦めていましたが、友達や先生が協力してくれて楽しく参加することが出来ました。1番嬉しかったのは、3年最後の部活の試合で私はそれまでずっと応援やサポートをしていたのですが、仲間が「今まで一緒にやってきたんやから、最後くらい負けてもいいから試合に出てみん?」と声をかけてくれたことです。結果は負けてしまったのですが、今までで1番頑張れたし、手術から半年でここまで回復できたというのがとても嬉しかったです。
手術から5年経って、今は社会で事務員として働いています。最初は原因不明といわれ、初めての手術で不安で仕方なかったのですが、関先生をはじめ、大学病院の看護師さんやいろんな先生に助けられて今は何不自由なく過ごしています。今から手術を受ける方は5年前の私のように不安でいっぱいだと思います。そんな方が私のこの体験記を読んで少しでも勇気を持ってくださったら嬉しいです。
私が自分の体の非対称差に気づいたのは、小学校5年生の時でした。5年生になる前から母は、私の背中が曲がっていることに気づいていましたが、学校での健康診断を受けたときに姿勢の欄に「注意」と書かれてあり、そこで初めて病院に行きました。私自身は少し曲がっているな、と軽く思っていたので、手術といわれた時は、頭が真っ白になり立ち眩みになったことを覚えています。
何もかも経験したことのないことばかりでしたが、手術をして何年かたった今思うことは、手術をしてよかったと思うことと自信がついたことです。経験のないことをする時や、自信がなくなったときは、手術を経験したのだから私ならできるはず、と自分に言い聞かせると、自信がつくようになりました。病気になることに対して良くないイメージが強いですが、そのあとを考えると悪いことばかりでなく病気がその人を強くしてくれることもあると思います。だから、背中がまっすぐになることを想像したり、普通の生活を送れるようになることを想像して治療に励んでほしいです。
私が仲良くしていた幼馴染が側弯症の手術を受けたと聞いて、その時初めて側弯症の存在を知りました。その数日後に学校の検診で自分に側弯症の疑いがあるとわかり、母親と自分の背中を確認してみると背中が大きく曲がっていて驚きました。
はじめは、就寝時のコルセット着用によって直すことを目指したけれど、完治できず、約一年後に手術を受けることになりました。将来的に自分のためになる手術だと考えていたので、不安はなかったけれど、手術後1週間は寝ることも食べることも辛かったです。退院後、不自由なく生活でき、今は傷もどんどん薄くなってきて自分の背中に自信を持てています。
私が側弯症だと初めて診断されたときはとてもショックでした。ウエストラインが非対称で、人と違うことに困惑し、これからの生活に不安を感じていました。しかし、担当医師から詳しく病気や手術の説明、これからできるようになることを聞いて、不安は解消されました。今ではアトラクションに乗ったり、バイトをしたり、手術前は困難だったことをたくさんすることができています。この病気にかかったからといって自分の視野を狭める必要はありません。
手術やリハビリを頑張れば自分がやりたいことを実現できます。側弯症だと診断された時はショックだと思いますが、受け入れ、治療をすることで必ず明るい未来が待っています。
私は小学校高学年の時に側弯症だとわかりました。S字に曲がった背骨のレントゲンをみてびっくりしましたが、腰痛や肩こりもなく日常生活に支障をきたすことはありませんでした。しかし、どんどん進行してしまい、一度大学病院で診てもらうことを勧められました。そこで先生の話を聞き、手術をして真っすぐに背骨を戻したいと強く思いその場で手術を決めました。不安もありましたが、辛かったコルセットをつけた生活から解放されると思うとうれしくて手術後にしたいことばかり考えておりました。
手術は中学校2年の春休みに行いました。術後は目が覚めてすぐは、ほとんど痛みがなく、家族とも会話ができました。しかし夜中に麻酔が切れてからは背中の痛みがひどくて一睡もできず地獄のようでした。手術後1日目は、痛み止めもあまり効かなくて声を出すことも背中に響いて辛かったです。日に日に痛みは治まり4日目あたりからベットの背を起こして仰向けでいられるようになり、歩行器を使って歩けるようになりました。鏡で自分の姿を見たときに、体が真っすぐになっていて感動したことを今でも忘れません。身長が4センチも伸びていて視界が一気に変わりました。
新学期から学校に登校しました。学校に行ったら友達が突然大きくなった私を見て驚いていましたが、同時に羨ましがられました。6月には、部活動の陸上の大会に出場できました。手術前に比べ体力は落ちていましたが、ここまで回復できるとは思ってもいませんでした。見た目で誰も私が手術後の身体ということはわかりませんし、手術による傷痕も今では薄くなりました。何より背骨がほぼ真っすぐになったと自信が持てるようになり、すごくうれしかったです。今は当たり前になっておりますが、普通に生活が遅れることに対してのありがたみを感じます。手術後のことは全く想像がつかなくて不安でしたが、やはり手術をして良かったです。
私が側弯症になったのは、小学生の時でした。初めは、レントゲンを見ても背骨が曲がっているとはわからない程度でしたが、背骨は徐々に曲がりが強くなり、見てわかるほどになりました。ほかの病院を紹介していただき、通院し、コルセットも作りました。しかし、背骨の曲がりは強くなるばかりで、私は富山大学附属病院の関先生を紹介していただきました。そのころには、背骨の角度も大きいところで70度ほどになっていました。私は生まれて初めての手術を受けることになりました。不安や恐怖でいっぱいでしたが、大きめの洋服で隠すようになったこの背中を治せるという希望もありました。
手術後1週間くらいは、身体中が痛かったです。しかし、一日一日私の体は良くなっていきました。レントゲンを見せてもらうと、大きく曲がっていた背骨が、真っすぐに金属で固定されていました。それを見ると、とても感動しました。
もうすぐ手術をしてから1年が経ちます。手術のおかげで身長は4センチも伸び、身体のバランスは良くなりました。また、身体のサイズに合った洋服を着ることができるようになりました。悩んだり隠したり分厚いコルセットをすることは無くなりました。私は今とても幸せです。背中には大きな跡がありますが、それ以上の希望や未来があります。
主治医の関先生をはじめ、手術を担当してくださった先生方、看護師の方、入院中支えてくださった皆さんには本当に感謝しております。有難うございました。