私は子供のころから母に「姿勢が悪いから直しなさい」と言われ続けてきました。自分では正しい姿勢をとっているはずなのに、それができず、そんな自分がとても嫌でした。21歳の時、肋骨や腰の痛みが続き、病院を受診をした際に自分が側弯症だと知りました。それまで生活に支障はなかったので、自分の背骨がS字状に曲がっている写真を見たときは衝撃を受けました。しかし、手術で背骨を矯正できると知り、自分を変えるチャンスだと前向きに捉えて、手術を受けました。術後1年ぐらいは不安を伴う生活でしたが、順調に回復し、今では手術前よりも元気です!激しい運動もヘッチャラで、現在はヨガに週4回のペースで通っています。手術を受けたおかげで、美しい姿勢でいられるようになり、自分に自信が持てるようになりました。毎日がとても楽しいです。私の経験が、同じ側弯症の患者さんのお役に立てると嬉しいです。
私が側弯症だと初めて診断されたときはとてもショックでした。ウエストラインが非対称で、人と違うことに困惑し、これからの生活に不安を感じていました。しかし、担当医師から詳しく病気や手術の説明、これからできるようになることを聞いて、不安は解消されました。今ではアトラクションに乗ったり、バイトをしたり、手術前は困難だったことをたくさんすることができています。この病気にかかったからといって自分の視野を狭める必要はありません。
手術やリハビリを頑張れば自分がやりたいことを実現できます。側弯症だと診断された時はショックだと思いますが、受け入れ、治療をすることで必ず明るい未来が待っています。