私は子供のころから母に「姿勢が悪いから直しなさい」と言われ続けてきました。自分では正しい姿勢をとっているはずなのに、それができず、そんな自分がとても嫌でした。21歳の時、肋骨や腰の痛みが続き、病院を受診をした際に自分が側弯症だと知りました。それまで生活に支障はなかったので、自分の背骨がS字状に曲がっている写真を見たときは衝撃を受けました。しかし、手術で背骨を矯正できると知り、自分を変えるチャンスだと前向きに捉えて、手術を受けました。術後1年ぐらいは不安を伴う生活でしたが、順調に回復し、今では手術前よりも元気です!激しい運動もヘッチャラで、現在はヨガに週4回のペースで通っています。手術を受けたおかげで、美しい姿勢でいられるようになり、自分に自信が持てるようになりました。毎日がとても楽しいです。私の経験が、同じ側弯症の患者さんのお役に立てると嬉しいです。
私は高校1年生の夏に手術を受けました。ハンドボール初めて間もなく、みんなに置いて行かれる焦りと我慢の葛藤の日々でした。しかしその後は手術による不便を大して感じることはありませんでした。大学時代は、無理をすると肩こりや腰痛、全身の疲労を感じることがありました。しかし、ストレッチを欠かさず行い、目標であるリーグの得点ランキングにランクインできました。私の経験から言えることは、手術によって何事も諦めることはないということです。
手術後の自分の体と向き合えば、周囲とほとんど変わらない生活ができると考えます。これから手術を迎える、手術をし たという方は、様々な思いから不安を抱えることもあるかと思います。そのような不安に対して、少しでも「楽に考えていいんだよ!」とお伝えできるとうれしいです。
私が脊椎側湾症だと診断されたのは中学の頃でした。当時はまだ角度が浅く、コルセットを装着して眠るという対策は講じていたものの、歳を重ねるにつれ症状は悪化し、角度は40度まで大きくなりました。この頃は腰の痛みのせいで10分も立っていられなかった気がします。お医者さまとの相談を何度も重ねた結果、手術するという選択をとりました。骨が完全に成長しきる前、つまり10代のうちに手術した方が矯正がより効果的であり、且つ術後の復帰もより早くなるという点を魅力的に感じたためです。もちろん手術に対する恐怖心も持っていましたが、これを乗り越えればきっと負担が軽減し今後の人生もより豊かなものとなるはずだと信じて臨みました。
お医者さまが仰っていた通り、術後3日間は痛みに苦しみました。しかしそこを耐え凌げば回復までそう遠くはありません。
私は現在術後2周年を迎えようとしています。お陰様で痛みに悩まされる事なく普通の生活することができています。スカートを履いた際に左右の高さのズレに悩まされる事も無くなりました。私は幼い頃から水泳を続けてきた身ですが、術後わずか1カ月ほどで泳ぐこともできましたし、現在も趣味として泳ぎ続けています。術後も変わりなく過ごせていることに感謝の気持ちで一杯です。